中小企業診断士の独学の方がよいのか?
中小企業診断士を受験するにあたって、独学で勉強して合格する人も一定数います。
まず、独学で勉強するメリット・デメリットを考えてみましょう。
- 手軽に始められる
- 費用があまりかからない
- 場所や時間が自由
- 学習計画を立てにくい
- 学習効率が悪い
- モチベーションが続かない
お金をかけず書店や通販でテキスト・問題集を買って、自由に勉強して中小企業診断士に合格できたら...最高です。理想な展開だと思います。
決して簡単なことではありませんが、高校受験や大学受験で、塾に通わず自宅学習で勉強ができた人であれば、中小企業診断士試験もコツコツ勉強して独学で合格できるでしょう。
でも、筆者のように、これまでそうした経験がなかった人にとって独学は難しいのです。お金をかけず独学で合格したいのは山々なのですが。。。
プロフィールの筆者の合格体験談に書いたとおり、当初、私も独学で勉強をはじめました。その時の経験で思ったことを紹介しましょう。
独学では頻出ポイントがわからず、効率が悪い
テキスト・問題集を隅から隅まで完璧に勉強できればよいのですが、それでは膨大な時間がかかってしまいます。
当たり前ですが、「よく出題されるところ」は必ず理解し、あまり出題されない部分は後回しにした方が効率的です。
だから、よく出題される分野を重点的に勉強すべきなのですが...言葉ではわかっていても、具体的にどうやったらよいのかわかりませんでした。
合格した今では、どういう風に勉強した方が効率がわかるのですが、勉強方法をはじめた当初はさっぱり...
結局、とりあえず、テキストを最初から最後まで読んでみるか・・・
テキストを一通り読んだから、問題集をやってみるか・・・
当時は考えながら、工夫して勉強してたつもりですが、とても非効率的な勉強をしてました(笑)
講義動画で講師が「ここは良くでるから、絶対に押さえてください」「ここはあまり出ないから、捨てても大丈夫」とはっきりと言ってくれると、受験生は心から安心してその項目を捨てることができます。
独学で、テキストを最初から最後までダラダラ読んでいくのとでは、まったく効率が違います。
今から考えると、独学してたときは自己流で非効率的なやり方をしてたなぁ...時間の無駄だった、、と思います。
中小企業診断士 独学は安くない?
独学をしてみて分かったことがあります。それは、「独学でも、結構と費用がかかる」ということです。
いい替えると、「独学と同じくらいの費用で、受講できる通信講座がでてきた」ともいえます。
スピードテキスト | 7科目分(7冊) |
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スピード問題集 | 7科目分(7冊) |
財務・会計 計算問題集 | 1次2次共用(1冊) |
第2次試験過去問題集 | 過去5年分収録(1冊) |
ふぞろいな合格答案 | 過去3年分(3冊) |
2次試験・全ノウハウ | 2次テキスト用(1冊) |
出典:独学におすすめのテキスト - 中小企業診断士の独学合格
たとえば、TACのスピードテキストとスピード問題集を7科目分買い揃えると、約3万円程度。
さらに、中小企業診断士は二次試験もあるので、過去問解説や事例Ⅳの計算問題集、ふぞろいな合格答案などの市販教材を買うと2~3万円程度は必要です。
独学で勉強するために、市販教材で買い揃えると、約5~6万円くらいは必要になります。
もちろん、大手資格予備校のTACやLECの中小企業診断士講座は20~30万円するので、それに比べると安いです。
独学だと5分の1の費用だから、通信講座使うのをやめて独学にしよう!
...とはならないはずです。講義を受けて勉強した方が、圧倒的に効率がよいですからね。
できるだけ費用を抑えながら、講師の講義を受ける方法はないのか?
実は、独学と変わらない費用で、かつ、独学よりも効率よく勉強できる方法が存在します。
5~6万円で講義動画、テキスト、問題集がセットになった通信講座があるのです。「スタディング(旧通勤講座)」と「診断士ゼミナール」が有名です。
筆者の私は独学で勉強しはじめ、途中から診断士ゼミナールを使って合格しました。
合格体験記に経緯を書いているので、詳しくは「筆者の受験経験と合格体験記」の記事をご覧ください。
中小企業診断士に受かりたいけど、勉強にお金をかけられない
TACやLECの中小企業診断士講座を受講したかったのですが、妻子持ちでお金に余裕がなかったので勉強にお金をかけられない。
このような状況だった私は、独学という道を選ぶしかありませんでした。
独学でも中小企業診断士試験に合格することはできます。でも、効率が悪くて時間がかかり過ぎるのがデメリットです。
昔から勉強するのが得意で、教科書を読んで問題集をしてサクサク勉強を進めることができたのであれば、独学でも全く問題ありません。
でも、私には無理でした。。。
そんなときに、独学と同等の費用で講義動画、解説動画、質問サポートがついてくる通信講座を知ったら、そりゃ申し込みますよ(笑)
独学だと、「頻出論点(試験によくでる部分)」「捨て問(出題されても捨ててもよい問題)」などの区別がつきません。特に、捨て問の判断はできないです。
講義動画、解説動画では、講師が、そういうポイントをきちんと教えてくれるのです。効率がいいに決まってます。
- 中小企業診断士に受かりたいけど、勉強にお金をかけられない。
- TACやLECの中小企業診断士講座を受講したいけど高額だから、仕方なく独学で臨む。
当時の私と同じ境遇の方もいると思います。
独学のメリット・デメリットをよく考えて、「スタディング(旧通勤講座)」や「診断士ゼミナール」も検討してみるとよいと思います。
筆者の私は独学で勉強しはじめ、途中から診断士ゼミナールを使って合格しました。合格体験記に経緯を書いているので、詳しくは「筆者の受験経験と合格体験記」の記事をご覧ください。