診断士ゼミナールとスタディング、どっちがおすすめ?
資格講座を使いたいけど、20~30万円費用がかかるTACやLECの中小企業診断士講座は、金銭的な理由で難しい。
でも、独学で中小企業診断士に合格できる自信はない。
...と考える方は、「診断士ゼミナール」と「スタディング(旧通勤講座)」が気になると思います。
- 「診断士ゼミナール」と「スタディング(旧通勤講座)」は何が違うの?
- 「診断士ゼミナール」と「スタディング(旧通勤講座)」、どっちがおすすめ?
- 安い裏には何かあるんじゃないか?テキストや問題集はあるの?
- そもそも、こんなに安い講座で合格実績はあるのか?
など、気になるところがたくさんあると思います。
プロフィールの筆者の合格体験談に書いたとおり、私は診断士ゼミナールを使いました。
だからといって、診断士ゼミナールをゴリ押しするつもりもないですし、診断士ゼミナールの方が絶対的に優れているわけではないと考えています。スタディング(旧通勤講座)の評判も良いですから。
ただし、「診断士ゼミナール」と「スタディング(旧通勤講座)」を細かく比較すると異なる点も多いので、まずはしっかりと比較し、自身にあった方を選択するとよいと思います。
私自身も、申し込む前にスタディング(旧通勤講座)のこともよく調べました。その結果、診断士ゼミナールの方が自身にあっていると思い、最終的に診断士ゼミナールを選びました。
診断士ゼミナールとスタディングの違い
診断士ゼミナール | スタディング(旧通勤講座) | |
---|---|---|
受講料 | 49,800円 | 59,800円 |
テキスト | ||
テキスト印刷オプション | 19,800円 | 12,800円 |
過去問 | 含まれている | 10,000円 |
延長サポート | 3年間無料 | 再受講16,800円 |
質問サポート | 無料・無制限 | 有料・1件1,200円 |
講義動画 | ダウンロード再生 | ストリーミング再生 |
合格お祝い金 | 30,000円 | 10,000円 |
テキストの比較
TACやLECなど大手資格学校と違い、診断士ゼミナールもスタディング(旧通勤講座)もPDFテキストです。
もちろん、印刷オプションはありますが基本プランでは紙面のテキストはありません。
持ち歩くのが重たいからタブレットやパソコンで読めればよいという方にとっては電子テキストの方が扱いやすいと思います。
もし、テキストを持ち歩きたいという方は印刷オプションを利用しましょう。
必要なところだけ印刷したければ自分で、全ページカラー印刷する場合は印刷オプションを利用した方が安くすみます。
過去問題集の比較
診断士ゼミナールは、標準で5年分の過去問題集が含まれており、動画での解説もあります。
一方、スタディング(旧通勤講座)の場合は、ミニマムコースには過去問集がついていません。過去問セレクト講座というオプションで10,000円です。
費用面だけをみると診断士ゼミナールの方が安いです。
ただし、スタディング(旧通勤講座)は5年分の過去問題集ではなく、出題頻度や重要度の高い過去問をセレクトした解説の動画講義なので、勉強効率は高いといえます。
公式サイト 診断士ゼミナールのサンプルテキスト・講義動画
再受講制度の比較
受講してもし不合格だった場合、もう1年間勉強をすることになり再受講することになります。
スタディング(旧通勤講座)にも再受講制度があり、更新版(16,800円)の購入をすることで、最新の動画講座とテキストを使って受講できます。
一方、診断士ゼミナールには3年間受講延長無料制度があり、もし不合格となっても、翌年度・翌々年度も無料で最新の動画講座とテキストを使って受講できます。
延長サポートの面を比較すると、診断士ゼミナールの方が圧倒的に充実しています。ちなみに、3年間受講延長無料制度は診断士ゼミナールだけの超優良サポートです。
公式サイト 3年間受講延長無料制度の詳細
質問サポートの比較
学習上で疑問や不明点がある場合に講師に質問できるサポートです。スタディング(旧通勤講座)はチケット制で有料オプションとなります。一方、診断士ゼミナールは無料で何度でも質問できます。
費用面だけをみると診断士ゼミナールの方が安いです。ただし、診断士ゼミナールの質問サポートは、質問してから回答まで時間がかかるのがネックです。
その点、診断士ゼミナールは有料ということだけあって、回答が早いです。また、自身のQ&Aだけでなく、他の受講者のQ&Aも閲覧できます。
診断士ゼミナールとスタディング(旧通勤講座)を比べると、質問サポートの質が大きく違うので、値段を重視するか、スピードを重視するか、個々の好みによって変わるところだと思います。
合格率の比較
診断士ゼミナールとスタディング(旧通勤講座)、どちらの合格率が高いか気になりますよね。どれだけ安くても合格率が低いのなら話になりませんからね。
残念ながら、どちらの講座も合格率を発表していないので、「どちらが合格率が高いか」正確には分かりません。
私マナブを含め同時期に勉強した知人の合格率をカウントすると、診断士ゼミナールは3年以内の合格率が85%でした。(7人中6人が合格)
ホームページの「合格者の声」が充実しているのはスタディング(旧通勤講座)のほうですが、診断士ゼミナールの声もなかなか参考になりますよ
公式サイト 診断士ゼミナールの合格者の声
筆者が診断士ゼミナールを選んだキッカケは「中小企業診断士の合格体験記」の記事を、実際につかってみておススメしている理由は「私が「診断士ゼミナール」をおすすめする理由」の記事をご覧ください。